報告します!本日も交通事故はゼロであります。-2

 

うちなー的沖縄

報告します!本日も交通事故はゼロであります。-2
 けっしてこの▲★警察官の肩を持つわけではないが、おそらく日頃さんのからの住民への接し方は良かったのだろう。アメリカ兵を投げ飛ばしたのは沖縄が「復帰」をする前である。あの頃にアメリカ兵を投げ飛ばして怪我をさせることが、いったいどういうことだったのか。酔っては大暴れして、挙げ句の果てに銃をぶっ放したりするアメリカ兵などを相手に、たとえ怪我をさせても、記事にすべき新聞記者たちがどこかで拍手をしていた様子が目に浮かぶ。事件はあまり暗くない「闇」から「闇」で処理され、それがやがて▲■島における公式にはカウントされない交通事故につながったに違いなかった。
 時効になった話をしているのだが、ここでもう一つ、時効ではないが警察に関して消えていった過去の話をしてみる。
 「復帰」前の沖縄の警察についてである。沖縄県警ではなぬ、あくまでも琉球警察であった。沖縄の人間である一定の年齢以上の方なら憶えているはずである。あの頃の警察官は、みんなといっていいほどレーバン調のサングラスをかけていたことを。そして胸には保安官バッジみたいな記章を付けていた。まるでアメリカの警察官そのものであった。それはある意味では、もろアメリカの制度を導入していたわけだから当然といえば当然であった。「復帰」にそなえて、本土警察との交流が深まっていくのだが、あの頃だと、日本円の五百円玉と韓国の五百ウオン玉が全く同じであるように、沖縄の巡査と本土の警部の階級章が、全く同じだったというのは本当なのだろうか。随分と面白い混乱もあったのだろうな。